こんにちは。
今年は早々に梅雨入りし、自宅の庭にやってくるカタツムリも元気に?活動中です。
今回は
「終活における財産・相続」について、お伝えします。
財産管理の方法
子供に迷惑をかけたくない、と考える方は多いです。
現在保有している資産をリスト化すると、それ以降の財産管理が簡単になります。
マイナスの資産や少ない資産であっても、リスト化せずに分からないままにしておくと、
いざ相続が発生した際に混乱が生じる可能性があります。
●老後に必要なお金の試算
●保有財産のリスト化
●銀行口座やクレジットカードの管理
(通帳やカード、保険証書、不動産の権利書、情報端末やネット関係の契約があれば
IDやパスワード等一覧表にまとめておきましょう。保管場所にも注意)
●家族に伝える
これらを行うことで、万が一のことが起こっても、慌てずに対応できます。
相続とは
亡くなった人のことを「被相続人」と言い、
遺産を引き継ぐ人を「相続人」と言います。
相続人の範囲は法律で決まっていますので、確認しておく必要があります。
遺産(相続財産)とは、
プラスの財産だけでなく、借金・連帯保証人などマイナスも含まれます。
相続人は、相続の開始を知った時(被相続人の死亡)から3か月以内に
●承認
●限定承認
●相続放棄
のいずれかを選択する必要があります。
自分のため、遺された人たちのため、
遺言書を作成することも有効です。
●公正証書遺言 ●自筆証書遺言 ●秘密証書遺言 とありますが、
公正証書遺言は専門家が作成し、原本が公証役場に保管されるため、
安全な作成方法と言えます。
昨今
「エンディングノート」というものが知られるようになりました。
財産や相続についての希望も記入でき、死後の遺産相続の際に役立ちます。
ただしエンディングノートには法的拘束力はありません。
こうしてほしい、という強い思いがあるようでしたら、
あわせて公正証書遺言を作成するのも良いかと思います。
エンディングノートも、家族に保管場所を知らせておきましょう。
終活はいつでも始められる、余生の人生設計をより良くする活動と考えて、取り組まれてはどうでしょうか。
私も始めないと・・・!
【記事担当:山下】