こんにちは。
今日は傘が要るかな?と思うことが多くなりました。
マスクをしていると、喉が渇いていることに気が付きにくく、熱中症になりやすいそうです。
水分補給はこまめに・・・ですね!
3回にわたり「終活」についての記事を書かせていただきました。
今回は最終回
「葬儀・お墓」について、お知らせします。
「葬儀」
日本の葬儀は約95%が仏教式です。
◆葬儀の種類
4種類あり、費用の高い順にご紹介しますと・・・
(1)一般葬(友人知人、近所の方等たくさんの方に参列してもらう)
(2)家族葬(身内だけ、親しい人だけで行う)
(3)一日葬(通常2日かける葬儀を1日で行う)
(4)直葬 (火葬場で火葬と収骨だけを行う)
2020年頃の調査(新聞記事から)では、
一般葬が約5割、家族葬が約4割、一日葬と直葬で約1割という比率だったそうです。
しかし、昨今のコロナ禍で葬儀の簡素化が進み、現在では、
家族葬が一般葬を超え過半数を占め、一日葬も増加傾向にあるそうです。
◆葬儀価格について
一般葬の全国平均の葬儀費用は、約121 万円(本体費用)
飲食・接待費 約30・6万円
寺院への費用 約47.3万円
合 計 約195.7万円
葬儀については、葬儀会社とのトラブル事例もあります。
終活の中で、葬儀について検討する際には、
事前に葬儀会社へ相談し、葬儀の費用や流れなどを知っておくとよいですね。
「お墓」
お墓については宗派や運営先など様々な種類があります。
・
永代使用
土地を永代に渡って使用する権利
(通常の寺院や霊園の一般墓などがこれに当てはまります)
・
永代供養
寺院などが預かった遺骨を永代に渡り供養してくれる
(一定期間遺骨を預かり合祀する場合と、最初から合祀する場合があります)
◆運営先
・
寺院
檀家になる
(お寺による永代供養が期待できるが、お寺への貢献が必要なこともある)
・
公営
自治体が運営主体
(宗旨や宗派による制限がないが、応募が多く抽選の場合もある)
・
民営
公益法人、宗教法人が管理
(宗旨や宗派による制限がないが、公営に比べ若干割高)
◆お墓の種類
寺院墓地、公営墓地以外にも、
納骨堂、樹木葬、散骨、永代供養墓などもあり、
多様化していますが、残された人が行きやすいです。
少し前から「墓終い」という言葉も聞かれるようになりました。
メリット・・・お墓の管理が不要となり、今後の費用負担が無くなります。
デメリット・・・「墓終い」のための費用がかかります。
寺院と離檀料などの交渉が必要な場合もあります。
墓石などの撤去費用も発生します。
終活とは・・・
様々な問題を考える必要があり、大変だなと思われたかもしれません。
できること、興味があることからでも少しづつ進めていき、
それを大切な家族や伝えておきたい人に託すことが
「終活」ではないでしょうか。
一生懸命書いたエンディングノートを大切に棚の奥にしまっておいたままにしないで、
「ここにしまってあるからね」と伝えておきましょう~
【記事担当:山下】